こまかいことは後回しにして、とにかくプログラミングをやってみましょう。

  1. 開発ツールを確認する
  2. 開発ツールを準備する
  3. 開発の流れを確認する
  4. とにかく書いてみる

開発ツールを準備する

プログラミングに必要なもの

  • 心構え
  • テキストエディタ
  • コマンドライン
  • コンパイラ

プログラミングへの心構え

  • C言語を覚える近道は、コードを見て、自分で書いて、実行してみること。
  • サンプルコードそのまま写すだけでなく、自分でいじって遊んでみよう。

テキストエディタ

  • コンピューターを使って書くかんたんな文書やソースコードなどを、 テキスト という。
  • テキストを編集(edit)するものを、 テキストエディタ という。
  • 今回の講座では、TeraPadを使うが、自分の好みに応じて変えても良い。

コマンドライン

  • コンピューターに、プログラムの作成や実行などかんたんな支持を伝えるには、 コマンドライン というものを使う。
  • Windowsなら、コマンドプロンプト。
  • 今回は、TeraTermを利用して実習用サーバー(jocalc1)にログインする。

コンパイラ

  • 人が理解できるC言語のソースコードを、コンピュータが理解できる機械語にするものを、コンパイラという。
  • 今回は、GCC(GNU Compiler Collection)という、UNIX系システムでもっともメジャーなコンパイラを使用する。

開発ツールを準備する

TeraPad

  • 文字コードの設定

TeraTerm

  • ログインしてみる
  • 文字コードの設定

開発の流れを確認する

開発の流れ

  • コーディング
    • ソースコードを作成すること
  • コンパイル
    • ソースコードを機械語に翻訳すること
  • 実行
    • プログラムを走らせること

とにかく書いてみる

TeraTermを使って実習用サーバーにログイン

  • デスクトップにあるTeraTermのアイコンをクリックして、TeraTermを起動する。
  • ログイン
  • 文字コードなど

プログラミング用ディレクトリの作成

  • ディレクトリとは、Windowsでいうフォルダのこと。
$ mkdir softech_prog
$ cd softech_prog

最初のプログラムを作ってみる

  • これからC言語のソースコードを作成していく。
  • ソースコードは、C言語のルールにしたがって書かれたコンピュータへの指示書のようなもの。
  • テキストエディタを使って、ソースコードを書く。
  • あとから読みやすいコードを書くよう心がける。
    • 処理のまとまりごとに空行をあける。
    • インデント(字下げ)

以下のソースコードをエディタを使って入力し、保存しよう。 ファイル名は、 hello.c とする。

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#include <stdio.h>

int main(void) {
printf("Hello World!\n");
return 0;
}

コンパイルして実行してみる

  • gccというコンパイラを使ってコンパイルする。
    • プログラムができる
  • ./helloでプログラムを実行
  • 以下のコマンドを、TeraTermを通じてコマンドラインに入力する。($マークは無視する。
$ gcc -o hello hello.c
$ ./hello

練習問題

  1. printf()の中身を好きな文字列に変えてみよう。