前回やったことを詳しく見ていきましょう。

前回書いたソースコード

1
2
3
4
5
6
#include <stdio.h>

int main(void) {
printf("Hello World!\n");
return 0;
}

まず基本として、C言語は命令の最後に ; をつけるということと、処理のまとまりであるブロックを { } で表現するということを抑えておいてください。

では1行ずつ、意味を確認していきましょう。

#include <stdio.h>

いきなり難しいのが来ました。 これは、現段階ではおまじないということにしておきましょう。書き忘れに注意してください。

int main()
{
// 中略
}

int main() { } というのは、ここの中身がメインのプログラムですよというのをコンパイラに教える役割があります。 とりあえず今はそれくらいで良いでしょう。

        printf("Hello World!\n");
return 0;

ここが、プログラムのメインの部分です。

printf()は、関数といいます。 printf()関数に文字列を渡すと、渡された文字列が表示されます。

return 0; は、メインのプログラムが終了するときには必ずつけるようにしてください。 OSに「プログラムが終了しましたよ」ということを伝えるための命令です、くらいの理解で良いでしょう。

練習問題

  1. printf()の中身を好きな文字列に変えてみよう。

  2. #include をなくしてみるとどうなるか予想してみよう。

  3. return 0; をなくしてみるとどうなるか予想してみよう。